赤ちゃんを抱っこして移動したり、寝かしつけをするのに便利な抱っこ紐ですが、たくさんのメーカーから様々なタイプの商品が多く販売されており、何を買おうか迷いますよね。
数ある抱っこ紐の中で、私は「アップリカ(Aprica)抱っこ紐 コアラメッシュプラス」を購入し、1人目は1年間使用し、2人目は現在、使用中です。その中で感じたメリット・デメリットや感想をお話ししたいと思います。
アップリカ抱っこ紐(全モデル)の特徴と違い
アップリカ抱っこ紐は、現在「コアラ」というモデルが主流となっています。
「コアラ メッシュプラス」 の特徴
・新生児から36カ月まで使用可能
・4WAY( 横抱き、タテ抱き、前向き、おんぶ ) の抱き方が可能
・オールメッシュ
・スッと抱っこできるペタル(花びら)構造
2018年7月に旧モデルのコランハグから一新され、「コアラ メッシュプラス」が発売されました。
オールメッシュタイプの「コアラ メッシュプラス」とコットンタイプの「コアラ」が発売。さらに、ファミリアモデルも登場しています。
スッと抱っこできるペタル(花びら)構造のおかげで4ヵ月以降の抱っこ紐装着が本当に楽ちんです。
「コアラ メッシュプラスAB」の特徴
・新生児から36カ月まで使用可能
・4WAY( 横抱き、タテ抱き、前向き、おんぶ ) の抱き方が可能
・オールメッシュ
・スッと抱っこできるペタル(花びら)構造
2019年9月に「コアラ メッシュプラスAB」が発売されましたが、基本構造は「コアラ メッシュプラス」より変更はなく、デザイン・カラーのみの変更となっています。
インターネットだと17,000円程で売られているようです。
「コアラ ウルトラメッシュ」 の特徴
・新生児から36カ月まで使用可能
・4WAY( 横抱き、タテ抱き、前向き、おんぶ ) の抱き方が可能
・オールメッシュ
・スッと抱っこできるペタル(花びら)構造
・Wトライアングル設計で肩・腰らくらく
2020年10月に「コアラ ウルトラメッシュ」が発売され、従来の「コアラ メッシュプラスAB」より機能がUPしています。
比較的新しいので、2万円を超える値段で販売されています。
「コアラ ウルトラメッシュ」 と 「コアラ メッシュプラス(AB)」 の違い
・ヘッドサポートが付き、首すわり前の赤ちゃんの首をしっかりサポート
・ さらに通気性がUP
・「らくピタ肩ベルト」、「フィットアジャスター」、「腰らくサポートパッド」のWトライアングル設計により、肩腰をさらにサポート。
赤ちゃんの首を支えてくれるヘッドサポートが付いたことはとても嬉しいですね!
新モデルのウルトラメッシュが発売されましたが、基本構造の大幅な変更はないので、私が使用していた「コアラ メッシュプラス(AB)」について、レビューしていきます!
「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」はいつから使えるのか
新生児〜約3歳まで使用可能
(体重2.5〜15kg)
抱き方による使用目安時期は以下のとおり。
<ホールディングパッド使用>
・ママうで抱っこ : 0ヶ月〜約 4ヶ月(2.5kg~7kg)
・首すわり前のタテ抱っこ :生後14日以降〜約4ヶ月(3.5kg〜7kg)
<ホールディングパッド使用なし>
・首すわり後のタテ抱っこ :約4ヶ月〜約24ヶ月(〜15kg)
・腰すわり後の前向き抱っこ:約7ヶ月〜約24ヶ月(〜15kg)
・おんぶ :約7ヶ月〜約36ヶ月(〜15kg)
私は、1人目は首が少し座ってきた3ヶ月頃から、2人目は2ヶ月頃からタテ抱っこで使用しました。
新生児から使える横抱き抱っこは一度も使用することがありませんでした。
「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」のメリット
・オールメッシュなので、通気性が良く、夏は過ごしやすい
・オールメッシュなので、洗濯してもすぐ(半日ほど)に乾く
・スッと抱っこできるペタル(花びら)構造になっており、簡単に抱っこしやすい
(ただし、首がすわる4か月ごろまでは、ホールディングパッドの使用が必須でスッと抱っこは出来ない)
・「もっちり肩パッド」、「腰パッド」を採用し、腰や肩にかかる負担を軽くしているため、長時間抱っこしても疲れない
(新モデルのウルトラメッシュで更に負担が軽減されているが、旧モデルでも十分)
・おんぶが出来るため、家事をしやすい
「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」のデメリット
・オールメッシュなので、冬は防寒ケープが必須
・縦抱き抱っこ、おんぶの際、赤ちゃんの首がカクンと後ろに下がってしまう
(新モデルのウルトラメッシュで改善)
・抱っこ紐に厚さがあるのか、かさばる
・首がすわる4か月ごろまで使用するホールディングパッドの使い方が煩雑で、説明書だけでは分からない(慣れてしまえばすぐに装着できます)
・腰パットのサイズが少し大きめなので、細身の方に向かない(腰ベルトサイズ 70cm~120cm(男女兼用))
「コアラ メッシュプラス」の装着方法
主に使用する「縦抱き抱っこ」と「おんぶ」について紹介していきます。
立て抱き抱っこの仕方
①ママの体に抱っこ紐を装着します
②右肩を外し、赤ちゃんを抱っこ紐の中に入れます
③右肩紐を戻します
たったの3ステップで装着完了しました。とても付けやすいので、赤ちゃんがぐずっている時などでも、すぐに抱っこしてあげることが出来ます。
おんぶの仕方
おんぶをする場合は、別のおんぶ紐で赤ちゃんと抱っこ紐を固定してから行います。
赤ちゃんを床に横にし、装着する方法と縦抱き抱っこの状態から、おんぶする方法があります。
(なぜか最中の写真を撮り忘れてしまいましたので、完成図のみ掲載します…)
これから抱っこ紐を購入されるの方へのアドバイス
抱っこ紐は妊娠初期か産後に必ず試着してから購入してください
妊娠期間中に抱っこ紐を見に行って試着したとしても、大きなお腹で使うのと、出産後の体型で使うのでは使い心地が違ってきます。
抱っこ紐を購入する際、どちらもオールメッシュタイプの「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」か「ベビービョルン抱っこ紐 One KAI Air」のどちらを購入しようか迷いましたが、腰ベルトサイズがそれぞれ異なるので、注意した方がいいと思います。小柄な方は、「ベビービョルン抱っこ紐 One KAI Air」の方が合っているかもしれません。
抱っこ紐を購入する際に、迷っていたベビービョルン抱っこ紐 One KAI Airを使用する機会がありましたので、購入を迷われている方は、「ベビービョルン抱っこ紐 One KAI Air」のメリット・デメリットの記事についてもご覧ください。
生地はメッシュタイプをお勧めします
赤ちゃんの体温は大人の平熱よりも高いです。
長時間抱っこしていると、必ず熱くなってきます。
特に夏場は気温も高いので、メッシュで熱を逃がせるタイプの物が良いと思います。
冬は防寒ケープを付けて使用すれば、赤ちゃんが冷たくなっているといったことはありません。
抱っこ紐の使用期間は大体1歳まで
「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」は、抱っこの場合は最長24カ月、おんぶの場合は最長36カ月まで使用出来ますが、歩き始める1歳頃になると抱っこ紐を嫌がって泣き暴れて使用しなくなります。
私が育児用品を買うときは「金額÷使用できる年数」でリーズナブルな物を買うことをモットーにしています。
抱っこ紐は3年使用できると思っていたのですが、たったの1年で使用できなくなってしまいました。
メーカーによっては結構な金額がするものですので、使用出来るのは約1年ということを踏まえて検討したほうが良いと思います。
アップリカ抱っこ紐「コアラ」のまとめ
私が使用しているのは「コアラ コアラメッシュプラス 」ですが、とても使いやすく重宝しています。
新しいモデルの「コアラ ウルトラメッシュ」が発売されたことで、旧モデルの値段が大幅に安くなっているので、買い時でありますが、新モデルの「「コアラ ウルトラメッシュ」 は、赤ちゃんの首を支えてくれるヘッドサポートがついているので、今、購入される方は新モデルのウルトラメッシュを購入された方がいいと思います。私は、赤ちゃんの首が下がってしまうことが気になってしまい、首をずっと支えていました。
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