私は2019年に第一子を出産しました。
初めての出産で出産に対する不安が大きかったので、これから初めての出産を迎える方の不安を少しでも取り除くことが出来ればと思い、私が不安を解消するために実践したことを紹介します。
この記事は、これから初めての出産を迎える初産婦さんに向けて書きました。
みなさんは、日常生活でどのような時に不安を感じますか?
おそらく、慣れた日常生活で不安を感じることは、まずないと思います。
大抵の方は、初めて経験する時に不安を感じると思います。
例えば、仕事で大事な発表があるのであれば、何度も練習を重ねることで、不安を自信に変えて、挑むことができると思います。
しかし、出産となるとそうもいきません。
出産を何度も練習することは出来ないので、イメージトレーニングをして、不安を自信に変えていくしかありません。
出産中は様々な不安を抱えていると思いますが、中でも分娩に関する不安は絶えないのではないでしょうか。
おそらく多くの方が、このように感じていると思います。
・出産ってどのくらい痛い?
・陣痛ってどのくらい痛い?
・どのくらいの時間痛みが続くの?
・痛みに耐えれるの?
私は、妊娠後期は出産の痛みに対する恐怖が絶えず、本当に不安な日々を過ごしていました。
そんな私でも二度の出産を無事に終えることが出来ました。
それは、出産前に気持ちのコントロールの練習をしたからだと思っています。
私が実践した練習方法を紹介します。
ソフロロジー法をひたすらイメージトレーニング
ソフロロジー法とは、『出産に対して前向きに考えられるようにしていく方法』です。
以下のように考えることで、出産に対しポジティブな気持ちを持てるようにします。
出産=×怖い、痛い
○ママと赤ちゃんの初めての共同作業
陣痛=×怖い、痛い
○赤ちゃんを生み出すための大事なエネルギー
私は、常に声に出して練習したので、陣痛が来た時も声に出すことで、パニックにならず、リラックスすることが出来ました。
腹式呼吸の練習
陣痛はずっと痛いわけではありません。
お産は、陣痛が終わってから、次の陣痛が来るまでの間に、どれだけリラックスし、体力を温存することが出来るかが勝負になると思っています。
陣痛の痛みが来るとパニックになり、上手く呼吸が出来なくなります。
日頃から腹式呼吸の練習をしておくと、陣痛の間にリラックスすることができ、次の陣痛への準備が出来ると思います。
息を吸うことを意識すると、過呼吸になりがちなのです。
息を吐いた後は、自然に息を吸いますので、『息を吐く』ということを意識すると良いと思います。
野生動物の出産シーンを見て自信をつける
よくyoutubeで野生動物の出産シーンを見ていました。
彼らは、過酷な環境の中で、誰の手助けを借りることなく、一人で出産します。
それに比べれば、私たちの出産は、信頼できる病院の先生や、助産師さん、看護婦さんに囲まれ、恵まれた環境で出産することが出来るのです。
もしかしたら、最愛のパートナーが側にいてくれるかもしれません。
こう思うことで、『自分にも出来るんだ!」という自信をつけました。
出産経験者に不安を聞いてもらう
いくら練習しても、やはり、不安なものは不安です。
そんな時は、自分の母親、祖母、友人などの出産経験者に不安を聞いてもらうと良いと思います。
「めちゃくちゃ痛いよ」「思ったより痛くなかったよ」「こうするといいと思うよ」など、色々な話を聞けると思います。
そして誰もがきっと「私にも出産することが出来たんだから大丈夫」と言ってくれると思います。
『誰しもが通った道だから大丈夫』と思うことが出来れば、少しの自信に繋がるのではないでしょうか。
出産に対する不安のまとめ
とにかく、出産をポジティブに捉えることで、お産への不安を少しは取り除くことが出来ると思います。
私はソフロロジー法をはじめとする練習の成果もあり、とても満足のいく、良いお産が出来たと思っています。
・「出産は、ママと赤ちゃんの初めての共同作業」、
「陣痛は、赤ちゃんを生み出すための大事なエネルギー」と思うことで、出産をポジティブに捉える
・先生や助産師さんたちに囲まれ、恵まれた環境で出産するので、大丈夫と自分に言い聞かせ、出産をポジティブに捉える
・「出産は誰しもが通った道なので、私にも出来る!」と出産をポジティブに捉える
これから出産される方の不安が、少しでも取り除けることを祈っています。
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