「ドラゴン桜」に学ぶ東大へ合格させるための家庭の10ヵ条

「ドラゴン桜」に学ぶ東大へ合格させるための家庭の10ヵ条
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2021年5月16日に日曜劇場「ドラゴン桜2」の第4話「親と友の愛を信じろ!東大合格へ導く10ヵ条!」が放送されました。

東大合格を目指す“東大専科“には「親に東大専科で勉強していることを言わない」「先生に言われたことは納得出来なくてもやる」というルールがあります。
第4話では、菜緒(南沙良)と晃一郎(加藤清史郎)の親に東大専科で勉強していることがバレてしまい、2人の親が学校に抗議しに来るというシーンがありました。
その時に桜木先生が親に説明した言葉が、育児に奮闘している私の胸にとても響きましたので、紹介したいと思います。
この記事は一部ネタバレを含みますので、ご注意ください。

桜木先生が抗議してくる親へ説明した内容

(桜木先生の親への説明をセリフベースで打ち出しました)

私たちがこの東大専科を立ち上げた時、全校生徒は嘲笑いました。
しかし、そんな中で菜緒さんと晃一郎くんの2人だけは、「東大を受けたい」と名乗り出たんです。645人中たったの2人ですよ。ご自分のお子さんをすごいと思いませんか?
世の中で何か偉業を成し得る人間は必ずそうです。
それがどんなに険しい道であろうと突き進もうとする強い意志を持っている。
2人にはそれがある。東大受験に一番必要なものを既に持っているんです。

(親)ーじゃあ何で親に黙ってたんですか?

私が黙ってるように言ったんですよ。
その理由は「受かるわけがない」「また失敗する」とつまり親が子供を信用していない。

(親)ー失礼な。私は晃一郎を信用しています。

ではなぜ東大に落ちる前提で話をしているんですか?晃一郎くんの挑戦を封じ込めようとするんですか?子供たちの強い意志を壊すもの。それは、親の否定です。

(親)ー否定なんかしていません。

10代の子供が親に相談するとほぼ全ての結論が否定で終わってしまう。

(中略)

受験にとっての一番の敵は、どうせ受からないという先入観。堅い考え方なんです。
そして、それを一番植え付けるのは親なんです。ご自分のお子さんを信じてあげられますか?

(親)ー私は菜緒ちゃんを信じています。

では、2人にはこちらを守ってもらいましょう。

東大合格必勝法 家庭の10ヵ条
1.一緒に朝ごはんを食べること
2.何か1つでも家事をさせること
3.適度に運動させること
4.毎日同じ時間に風呂に入らせること
5.体調の悪いときは無理をさせず、休ませること
6.リビングはいつでも片付けておくこと
7.勉強に口出ししないこと
8.夫婦仲良くすること
9.月に一度家族で外食すること
10.この10ヵ条を父親と共有すること

何も特別なことはありません。
ごくごく普通の一般家庭の日常生活を送ってもらえばいいんです。
この10ヵ条を1年間確実に実行することでお子さんたちは必ず東大に合格できます。

(親)ー第2条の家事をやらせるってうちの子は男の子ですけど

家事に男子も女子もないでしょう。出来ることをやらせるんですよ。
朝起きたら玄関を掃除する。帰宅したら風呂を洗う。
慣れてなくても出来ることは色々あります。
受験にとって重要なことは、日常生活を大切にすること。
とかく受験というと、全ての時間を勉強に使わせたいと、家庭を非日常空間に変えてしまう。
子供は敏感ですから、自分が家族に負担を掛けていると、罪意識を感じ、やがてそれが重圧に変わり、受験を放棄することになりかねません。
そういった失敗をしないためにも、家族の日常は変えないでください。
例えば、毎年、夏休みに家族で旅行に行っててんだったら、期間を短くしてでも行ったほうがいい。
一緒に仲良く朝ごはんを食べたり、毎日同じ時刻に風呂に入ったり、それだけで十分なんだ。
規則正しい生活により、習慣性が身につく。
そして、勉強するサイクルが生まれる。
勉強することが当たり前になったら、勝利は確実だ。
日々の生活を大切にする生徒が、受験には勝つんだ。
ちなみにこの第8条夫婦仲良くすること。
つまり、平穏な日常生活の基礎は、夫婦円満。
このことばかりは私達にもどうすることも出来ないので、よろしくお願いします。

「親が子供を信用していない」という言葉が胸に突き刺さった

上の桜木先生の言葉で、「親が子供を信用していない。なぜ、挑戦を封じ込めようとするんですか?子供たちの強い意志を壊すもの。それは、親の否定です。10代の子供が親に相談するとほぼ全ての結論が否定で終わってしまう。」という言葉がとても胸に突き刺さりました。
例えば、子供が何かをしようとしている時、親の私にとってはもう結果が見えているので、「ダメ!」と言って制止したり、先回りして安全な道へ誘導することがあるかと思います。
しかし、それは、もしかしたら数%の可能性があったかもしれない子供の挑戦を阻害しているということですよね。
そうやって挑戦を否定され続けた子は、挑戦するのを止めてしまい、ワクワクする人生を送れなくなってしまうかもしれません。
そう考えると親の子供への関わり方は、とても大事なことなんだなと改めて考えさせられました。

「東大合格必勝法 家庭の10ヵ条」をきちんとやろうとすると案外難しい!?

桜木先生は、ごくごく普通の日常を送ることが大切と言っていますが、この10ヵ条案外難しくないですか?私は10ヵ条のうち、5ヵ条が、継続して毎日実践するのが難しいと感じました。

1ヵ条目「一緒に朝ごはんを食べること」


朝は、様々な支度があり、一番忙しい時間帯ですよね。
子供と一緒にご飯を食べている家庭は、どのくらいあるのでしょうか。
朝ご飯の30分くらい時間を捻出して、子供とコミュニケーションを取れということでしょうか。

4ヵ条目「毎日同じ時間に風呂に入らせること」

私の娘は、現在、2歳と0歳で親がお風呂の時間をコントロール出来る状態にありますが、同じ時間にお風呂に入れるのは至難の技です。
お風呂に入れる時間を決めたら、その時間にお風呂に入るために、物事を逆算して考えなくてはなりません。
桜木先生は時間管理の大切さを訴えているのでしょうか。

6ヵ条目「リビングはいつでも片付けておくこと」

私の家のリビングは、2歳と0歳児のおもちゃが散らかっていて、朝の掃除の際に、一度、綺麗にしています。しかし、すぐに散らかってしまうのですが…
受験生ともなれば、学校から帰宅した後に、制服を脱ぎっぱなし、鞄を置きっぱなしにしてしまうことがあると思います。
視界に物が入ると、勉強している時に気が散ってしまうからという意味なのでしょうか。

7ヵ条目「勉強に口出ししないこと」

絶対に口出しをする自信があります…。
大人に置き換えると、仕事に口出ししないということでしょうか。
自分が考えてやってきた仕事に口を出されるとイラッとすることありますよね。
また、途中で話しかけられると、集中力が切れてしまいますよね。
口出しをしなくても、自ら進んでやるように、習慣付けろという意味なのでしょうか。

8ヵ条目「夫婦仲良くすること」

何気に一番難しいかもしれません。
子供は、敏感な生き物なので、親の機嫌が悪かったりするのに反応してしまいますよね。
私も子供の頃、親が喧嘩しているのを見るのはすごく辛かったです。
喧嘩しても、すぐに仲直り出来ればいいのですが、歳を取るとなぜか意地を張ったり、頑固になってしまいますよね。
夫婦にとって一番大切なのは子供です。でも、子供のために仲良くするというのは、おかしいですし、子供に恩着せがましい気もしてしまいます。
子供にとって何が一番幸せなのか、ということを考えるとやはり、「お母さんとお父さんが仲良くしていること」だと思うのです。

ドラゴン桜2 第4話のまとめ

・親は子供を信用しろ!

・親は「東大合格必勝法 家庭の10ヵ条」を実践せよ!


ドラゴン桜は、今勉強されている世代の方はもちろんですが、子育て中の親世代にとっても見る価値のあるドラマだと思います。
そして、桜木先生の言葉はやっぱり熱い…!

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