赤ちゃんを抱っこして移動したり、寝かしつけをするのに便利な抱っこ紐ですが、たくさんのメーカーから様々なタイプの商品が多く販売されており、何を買おうか迷いますよね。
私は「アップリカ(Aprica)抱っこ紐 コアラメッシュプラス」を購入し、使用していましたが、以前から気になっていた「ベビービョルン(BabyBjörn)抱っこ紐 One KAI Air」を使用する機会がありましたので、実際に「ベビービョルン One KAI Air」を使用して感じたメリット・デメリットをお話ししたいと思います。この記事は、出産準備をされている方、これから「ベビービョルン ONE KAI Air」を買おうと思っていらっしゃる方に向けて書きました。
ベビービョルンの抱っこ紐には、「ベビービョルン ONE KAI」(コットン素材)と「ベビービョルン ONE KAI Air」(メッシュ素材)がありますが、この記事では、後者について説明しています。
ベビービョルン(BabyBjörn)とはどこの国のメーカーなの?
赤ちゃん用品といえば、日本のメーカー「アップリカ」や「コンビ」が真っ先に思い浮かぶでしょうか。
少し発音しにくいベビービョルンというメーカー。こちらはスウェーデンのメーカーでした。
デザインはシンプルかつお洒落で、北欧らしいデザインの抱っこ紐です。
「ベビービョルン ONE KAI Air」抱っこ紐の特徴
・オールメッシュ
・通常、後ろにバックルがあるのに対し、前にバックルがあるため、立ったまま装着が可能
・抱っこ紐を挟んで、赤ちゃんを抱っこする構造になっている
・首すわり前の高い位置での対面抱っこ、首すわり後の対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶの4種類の抱き方が可能
・ネットに入れて洗濯機で丸洗い可能
赤線箇所は「アップリカ 抱っこ紐 コアラメッシュプラス」との特徴的な違いです。
「ベビービョルン ONE KAI Air」はいつからいつまで使用できるのか
新生児〜約3歳まで使用可能
(身長53〜100cm、体重3.5〜15kg)
抱き方による使用目安時期は以下のとおり。
・首すわり前の対面抱っこ : 0ヶ月〜約 4ヶ月(3.5kg/53cm〜)
・首すわり後の対面抱っこ :約 4ヶ月〜約24ヶ月(〜13kg/62cm〜)
・首すわり後の前向き抱っこ:約 5ヶ月〜約18ヶ月(〜12kg/62cm〜)
・おんぶ :約12ヶ月〜約36ヶ月(〜15kg/〜100cm)
「ベビービョルン ONE KAI Air」のメリット
・オールメッシュなので、通気性が良く、夏は過ごしやすい
・抱っこ紐はよだれなどで汚れやすく、洗濯することが多いが、メッシュなので乾きやすい
・ヘッドサポートがあるため、首すわり後も首が後ろに曲がってしまうことがなく安心できる
・他人が抱っこ紐を緩めるという事件が発生しているが、この抱っこ紐は、バックルが後ろにあるので、防犯面は安心
赤線箇所は「アップリカ 抱っこ紐 コアラメッシュプラス」との特徴的な違いです。約4カ月で赤ちゃんの首が座ってきますが、まだ不安定な首ですので、支えられるヘッドサポートがあるのは、とても安心でした。
「ベビービョルン ONE KAI Air」のデメリット
・脱着しにくい(脱着しやすいというレビューが多々あるので、慣れの問題かもしれません)
・脱着が複雑なので、抱っこ紐で寝かせた後に、布団に下ろすと確実に起きてしまう。そのため、寝かしつけ用にこの抱っこ紐はお勧めできない。
・おんぶが出来る期間が約1歳からとなっているが、他の抱っこ紐と比較すると使用可能時期が遅い。
・この抱っこ紐の構造上、赤ちゃんの顔の位置に抱っこ紐の肩ベルトがあるため、赤ちゃんが顔を擦ると抱っこ紐で擦れてしまう。
・オールメッシュなので、冬は防寒ケープが必須
・値段が高い
赤線箇所は「アップリカ 抱っこ紐 コアラメッシュプラス」との特徴的な違いです。
これから抱っこ紐を購入されるの方へのアドバイス
抱っこ紐は妊娠初期か産後に必ず試着してから購入してください
妊娠期間中に抱っこ紐を見に行って試着したとしても、大きなお腹で使うのと、出産後の体型で使うのでは使い心地が違ってきます。
私は妊娠中期(少しお腹が出てきたかな、と感じる程度)に「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」を試着したうえで購入しましたが、産後、徐々にお腹がへこんでくると、抱っこ紐の腰ベルトサイズが少し大きいと感じるようになりました。
アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス :約70cm~約120cm
ベビービョルン抱っこ紐 One KAI Air :約67cm〜約160cm
抱っこ紐を購入する際、どちらもオールメッシュタイプの「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」か「ベビービョルン抱っこ紐 One KAI Air」のどちらを購入しようか迷いましたが、腰ベルトサイズがそれぞれ異なるので、注意した方がいいと思います。小柄な方は、「ベビービョルン抱っこ紐 One KAI Air」の方が合っているかもしれません。
私が実際に購入し、使用していた「アップリカ抱っこ紐 コアラメッシュプラス」のメリット・デメリットの記事については、こちらからどうぞ。
抱っこ紐の生地はメッシュタイプをお勧めします
赤ちゃんの体温は大人の平熱よりも高いです。長時間抱っこしていると、必ず熱くなってきます。特に夏場は気温も高いので、メッシュで熱を逃がせるタイプの物が良いと思います。冬は防寒ケープを付けて使用すれば、赤ちゃんが冷たくなっているといったことはありません。
抱っこ紐の使用期間は大体1歳まで
「ベビービョルン ONE KAI Air」は、抱っこの場合は最長24カ月、おんぶの場合は最長36カ月まで使用出来ますが、歩き始める1歳頃になると抱っこ紐を嫌がって泣き暴れて使用しなくなります。
私が育児用品を買うときは「金額÷使用できる年数」でリーズナブルな物を買うことをモットーにしています。
抱っこ紐は3年使用できると思っていたのですが、たったの1年で使用できなくなってしまいました。
メーカーによっては結構な金額がするものですので、使用出来るのは約1年ということを踏まえて検討したほうが良いと思います。
デメリットにも挙げましたが、「ベビービョルン ONE KAI Air」は若干値段が高い気もします。
ママと赤ちゃんに合った抱っこ紐が見つかるといいですね!
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