【年子育児・女の子】2人育児が想像以上に辛かった理由

【年子育児・女の子】 2人育児が想像以上に辛かった理由
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私は2019年に第一子を出産し、2020年に第二子を出産しました。
子どもたちは、1歳6ヶ月差の年子で、学年は2学年差となります。
不妊治療の末、望んだ2人目でしたが、2人育児は想像以上に大変で、毎日が修行のような日々です。
性別がどちらであろうと、何歳差であろうと、2人育児(きょうだい育児)は大変な部分が多いと思います。
今回は、私が経験した辛かったことと、その解消法を書き留めておきたいと思います。
今、2人育児が始まって辛い思いをしているママさん、パパさんに参考になればと思い、この記事を書きました。

自分の時間が完全に無くなった

1人目は初めての育児で、分からないことや不安なことが多く、精神的に辛く感じることがあったかと思います。
それに加え、自分中心の生活から一変し、子ども中心の生活になります。“食べたい時に食べれない、寝たい時に寝られない“など、こんなにも自分の時間が無くなってしまうのか、と思わなかったでしょうか。

2人目は、育児経験があり、慣れているので、“そんなに育児に時間がかからないはずだ。大丈夫、何とかやれるだろう“と軽く考えていました。
しかし、2人目には2人目の大変さがありました。
子どもをお世話するという面では、2回目のことで慣れており、時間がかからない事もあるかもしれませんが、2人の子どもを同時に育てることは初めて経験することです。
2人育児も初めてのことだらけで、分からないことや不安なことだらけだったのです。
そして、2人育児で感じた一番の辛さは、「自分の時間が完全になくなってしまったこと」でした。
子どもが1人だけの時は、辛いことがあってたとしても、子どもが寝ている間にゆっくりお茶を飲んでリフレッシュすることが出来ました。
しかし、2人育児では、2人が同時に寝てくれない限り、私に自由の時間はなく、ずっと育児に追われている感覚でした。
また、下の子のお世話をしようとすると、必ず上の子が邪魔してきて、思うように自分のペースで育児を出来なかったことも辛く感じました。

乗り越え方

辛いと思ったら、散歩に出かけたり、子どもを両親や夫に預けるなどして、リフレッシュする時間を作り、できる限りストレスを溜め込まない生活を心掛けました。
「自分の時間がない=リフレッシュする時間がない」
ということだと思います。
新生児は、まだ外に出してはいけないので、生後1ヶ月の間のリフレッシュ方法は、夫や両親には子どもを見ててもらい、自分が外に気分転換に行くしかありません。
生後2ヶ月からは下の子を一緒に外に連れて、1時間ほど外遊びでリフレッシュしていました。
上の子が下の子との生活に慣れてくるようになる3ヶ月までは本当に辛いです。
しかし、6ヶ月頃になると、2人のお昼寝時間が重なるようになり、徐々に自分の時間を確保出来る様になりました。
それまでは、上手く周りの人を利用して、自分の時間をいかに確保出来るかが重要だと思います。

妊娠中

大変な時期は、妊娠中から既に始まっています。
思い出してみてください。初めて赤ちゃんを身ごもった時、あらゆることに慎重になり、“少しでも重いものは持たない、お腹が張ったらすぐに休む“ようにしていたと思います。
しかし、2人目の妊娠期間中は、そうもいきません。
上の子に抱っこをせがまれ、大きなお腹を抱えながら、遊ばなくてはいけません。
上の子が保育園に通っているのであれば、重いお腹を抱え、毎日の送迎をしなくてはなりません。
1人目の産前休暇に入った期間は、本当に貴重な自分時間だったんだと思いおこされます。

乗り越え方

抱っこをせがまれた時は、子どもに「ママのお腹には赤ちゃんがいるから、座ったまま抱っこするね」と説明し、どうしても駄目な時だけは立って抱っこしました。
お散歩に行く時は、上の子にベビーカーや三輪車などに乗ってもらい、なるべく抱っこの回数を減らすようにしました。

授乳(母乳)

上の子を完全母乳で育てていたためか、2人目の母乳育児はすぐに軌道に乗りました。
しかし、私が母乳をあげている姿を見ると、上の子はイヤイヤと怒り、泣き出すことが多く、上の子を我慢させてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
授乳に限らず、下の子を構ってると、上の子が床に大の字になって泣き叫んだり、下の子の髪の毛を引っ張ることもありました。
上の子が下の子との生活に慣れてきた3ヶ月くらいに落ち着いてきました。

乗り越え方

母乳にこだわらず、混合にし、おっぱいをあげている姿を見せないようにしました。
上の子の機嫌が悪い時は、たまにはミルクに切り替えるのもいいと思います。
上の子が哺乳瓶を見ると、すぐに飛んできて、下の子にあげてくれるようになりました。

授乳(ミルク)

下の子に母乳をあげている姿を見せると、上の子が泣いてしまうので、生後5ヶ月ごろから、徐々にミルクの回数を増やしていきました。
すると、上の子が進んでミルクをあげてくれるようになりました。
とても喜ばしいことなのですが、ミルクで遊んでしまい、ミルクをあげるまでに、毎回5分以上は掛かってしまいます。
その間、下の子は大泣きしているので、徐々にイライラが募り、上の子にきつく当たってしまうことがあり、自己嫌悪に陥る日々でした。

乗り越え方

「〇〇ちゃん、ミルクあげれるかな?」と声掛けをし、出来たら「ミルクをあげれたね。ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。
5分もすればミルクをあげるのに飽きるので、辛抱強く声掛けをして待つことが大事だと思います。

1人目優先の育児

2人目を生んだ後、助産師さんや市の保健師さんから、「上の子優先で育ててあげてください。そうしないと、上の子が下の子を”邪魔する存在”と認識してしまい、上の子が下の子を叩いたり、引っ掻いたりして、傷つけてしまいます。下の子は、まだ赤ちゃんなので、おっぱいやオムツなど身体的なお世話だけすればいいですよ」と言われました。
その言葉どおり、上の子を優先して、下の子は放置気味に育てました。
頭では、分かっているのですが、赤ちゃんが泣いているのに抱っこしてあげられないのは、本当に辛かったです。

乗り越え方

上の子に「赤ちゃん泣いているね。なんで泣いているのかな?」と話しかけ、一緒に赤ちゃんの様子を見る。
「赤ちゃん泣いているから、今からおむつ替えてもいいかな?」と話しかけながら、なるべく上の子と一緒に赤ちゃんのお世話をするようにしました。
最初の方は、イヤ!と言って泣きますが、徐々に理解してくれるようになりました。

2人育児に関する情報不足

初めての育児の時は、分からないことがあっても、インターネットで調べれば色々な情報がありました。
色々な方法を試して、自分の子どもに合っている方法を試して、育児に取り入れていました。
しかし、2人育児は情報量が少なく、自分が求めている答えに行き着くまでに、とても時間が掛かりました。

見乗り越え方

インターネットの情報より、実際に2人育児をしている近所の方や、先輩ママに話を聞くことで解決出来る問題が多かったです。
周りに2人育児をしている人がいない場合は、市の子育てセンターにいる保健師さんに話を聞いてもらうのがいいと思います。

お風呂

下の子が3ヶ月になるまでは、下の子のみベビーバスで入れて、別々に入っていましたが、首が少ししっかりしてきたら、私を含め3人同時に入るようになりました。
とても慌ただしく、自分の体をしっかりと洗う時間がありませんでした。
また、下の子が待っている間に泣き続けていることが多く、全くリフレッシュできないバスタイムとなりました。

乗り越え方

バスチェアやハイローラックなど便利な道具を利用しました。
また、土日にたまに1人でゆっくりとお風呂に入り、リラックスしました。

寝かしつけ

2人の寝るタイミングが違ったので、寝かしつけは本当に苦労しました。
下の子が3ヶ月を迎えるくらいまでは、どちらかが、泣き疲れて寝ていくことが多く、涙の跡を見ると、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
2人とも夕方から夜にかけて、大泣きすることが多く、夜が来るのが本当に怖くなりました。

乗り越え方

下の子は、ハイローラックなどの寝かしつけグッズを利用しました。
重要なのは寝かせる順番で、私の場合は、下の子を先に寝かした方がスムーズに2人を寝かしつけることが出来ました。
色々なパターンを試して、子どもとお母さんに一番合った形を探っていくしかないと思います。

2人育児のまとめ

1人目の時もそうでしたが、生後6ヶ月頃までは、本当に大変で辛いことが多かったです。
そして、2人に対していつも申し訳ないという気持ちをいつも抱いていたと思います。
下の子が生後半年になった今、上の子が下の子をあやしてくれたり、手を繋いでいる姿を見ると、半年間、上の子優先で育ててきて本当に良かったと感じました。
下の子は泣かせっぱなしでしたが、今は私を後追いするようになってきたので、こんなに手を掛けてなくても、母親だと認識してくれていることに感動しました。

1人育児ももちろん大変ですが、それよりも大変な事はあると思います。
しかし、子育てに対する不安感や孤独感は無いです。
辛いことがあったら、上の子にすぐ話しかけて気持ちを整理しています。
まだ話せないので、回答はありませんが、自分の気持ちを言葉に発することはとても大事なことだと実感しました。

2人育児を乗り越えるコツは、「周りに頼って自分の時間を確保すること」だと思います。
1人で2人を育てるのは限界があります。周りを頼ってリフレッシュしましょう。

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